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毛勝山(標高2415m)西北尾根往復  2020年06月28日(日)


P6280061

2020年06月28日(日) メンバー:二名(Yoshio_KSK氏)
天候:曇→雨→曇→雨
装備:日帰り登山装備(ウィペット、アイゼン、チェーンブロック)
走行距離:13.7㎞
活動時間:11時間16分(10時間36分 休憩40分)

コースタイム: 
東又第五発電所登山口 1:46 → 1:50 毛勝登山口 → 3:56 1479m三角点
→ 5:59 モモアセ山 → 6:44 クワガタ池 → 7:39~8:03 毛勝山 →
8:43 クワガタ池 → 9:25 モモアセ山 → 11:10 1479m三角点 → 
12:58 毛勝登山口 → 13:02 ゴール

Map1

Map2_20200712164401

コース状況:
・1800mまでは急登が続く。杉の根が登山道を埋めているので、雨の日(今回)は下りが大変危険!
・1800m以上は雪渓が出て来るが、朝は固くてストックが刺さらない。
12爪のアイゼンは必須。
上部雪渓通過では、雪渓の際を登ったり、プチ藪漕ぎ、木の枝を掴んでのモンキークライムあり。
・頂上手前も急勾配の坂が続く。
・水場が無いので夏場以降は、水を多めに必要(3L以上)。


今回の毛勝山山行は、先週の朝日岳山行の時から決めていた。
そろそろ夏時間になってきたのでその準備をするためだ。
ここ最近は三密を避けるため人がが少ないコース取りが多かったが
毛勝山もまだ静かなはずだ。
さて、以前から毛勝山行のリクエストを聞いていたYoshio_KSK氏を
お誘いすることにした。

スタートは1時半過ぎ、まだ真っ暗闇。月の援護なし。
天気予報では明け方まで雨模様で午後に向かって回復の見込み。
登山口に向かう途中でパラパラ降っていたが大したことはなかった。
僧ヶ岳東又登山口の駐車場に一時半過ぎに到着。先行車はない。
谷を流れる激流の音が凄い。登山準備をしてスタート。
最初からウィペットを使う準備。

P6280003
ここから林道。今日は貸し切りか?)

毛勝谷の林道に入るとすぐに北西尾根コースの入口に着く。
シダの繁茂する登山道を詰めていくが、すぐに蒸し暑くなる。
このコース、序盤に激坂があり、標高1100mまで続き、約300m上がる。
まずはここが最初の山場。

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急登が続く。帰りも通らねばならない)

固定ロープが何か所も出てくる。それにしても立派な立山杉が幾つもある。
雨もパラパラ降り出すが最初はブナ林の中で直接当たることがなく
雨具は付けず様子見。

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雨が降りだす。急登が続く)

スタートから一時間、どうも長期戦になりそうなので雨具を着こむ。
天気予報は悪い方向に外れたようだ。
ブナ林の中を黙々と登る。
木の根が濡れ滑りやすく帰りは大変だろうと考えながら歩を進める。
雨は次第に強くなるが、激坂を終えた後なのでスピード感が出てくる。
雨、暗闇、激坂の三条件が揃い、
もう一つ何か材料が出てきたら撤退を念頭に置く。

P6280015
標高1479mの三角点。そのまま通過)

標高1500mを超えると空が明るくなってきた。
越中駒ケ岳の稜線が薄らと見えてきた。
まあ、雨なので景色を楽しむ余裕はない。
初めての同行者はそうでもないらしい。
ブナの樹林帯を抜け尾根らしくなってくる。
周囲も明るくなり一つ悪材料消化。
標高1800mを過ぎると雪渓が現れる。
すでに靴の中はずぶ濡れ。

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あの稜線辺りで標高2000m手前)

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大岩の陰にブルーシート、避難できる)

ここは北斜面でトラバース気味に何か所も連続する。
雨を含んだ雪は固くストックが刺さらず難儀した。
最初の雪渓を迂回しながら進んだがチェーンスパイク装着。

P6280031
最初の雪渓、雪が固く靴が滑る)

P6280035
軽アイゼン付けて安全確保)

標高2000mを超えると雪が繋がり出す。
中途半端な雪渓ではないので逆に登りやすい。
ただし、夏道が不明瞭になる。
基本的に稜線沿いに進む夏道をトレースする。

P6280038
稜線を超えてくる雲の流れ)

午前6時を過ぎ雨が弱まる。
南の空には雨雲が立ち込め晴れ間は期待できなかったが、
良しとして先に進む。
滝倉山からの稜線が近ずくと毛勝山が正面にようやく見えてきた。

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毛勝山キャッチ、動いていないと寒い)

大きな雪渓が連続するが稜線沿いの右手から進もう。
雨は完全に止んだが曇り空、濡れた衣服が冷えて動いていないと寒い。
雪渓の中を進むのは固いイメージがあったので、
泥の斜面を木を握りながら進むこともある。
やはり、毛勝、楽はさせてもらえない。
標高2000m以上は夏道が完全に雪渓の下に隠れるのでルートを考えながら標高を上げる。
ウィペット大活躍だ。プチ藪漕ぎ、雪渓トラバース、モンキークライムありだ。
草も少なく木も葉っぱが付いていないので何とか動けた。
最後の200mもやはり夏道は使わせてもらえず、雪渓歩きとモンキークライムとなる。
左手の夏道目指してトラバース。ありました。
毛勝は楽をさせてもらえないことを実感。7時半過ぎに北峰到着。

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剣岳まではなんとかキャッチできた)

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釜谷山、猫又山)

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北方向のパノラマ)
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北西尾根と毛勝谷)

P6280063

後立山と劔、釜谷は何とか見えるが、そこから南は雲の中。
僧ヶ岳、越中駒ケ岳の稜線は良く見える。滝倉山、ウドの頭は普段ほとんど見ない。
早出のご褒美ですね。
時間に余裕があれば南峰も狙っていたがすでに雪が途切れており諦めた。
動かないと寒いので長袖を着こむ。
東側の風が当たらない所で、軽食を済ませ、アイゼンを付けて下り出す。
Yoshio_KSK氏は高山植物撮影に夢中だ。
下り出すと晴れ間が広がる。まあ、人生もそうだがこんなものである。

P6280092
毛勝山を振り返る)

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ボーサマのコルを拡大。まだ行けそうだ)

9時を過ぎたらガスが掛かり出すのも夏の特徴だ。
この日もすでにガスが上がってきていた。
越中駒ケ岳や大明神山の稜線が明瞭に確認できる。

P6280099
滝倉山。背後は朝日岳?)

下りの雪渓歩きは安定して楽だったが、
冬はアイゼンを全く使っていなかったので慣らしながら降りていく。
晴れ間が広がり、眼前の越中駒ケ岳が見事だった。
平野部や日本海も少し見える。
雪渓歩きを無難にこなし、木立の少ない稜線地帯になると日差しが当たり急に暑くなる。
マジですか、虫も少なく安心していたが甘くなかった。
しかし、水はまだ500mlしか使っていないので安心。

P6280108

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標高2000mを切るころにはすでにガスが掛かってきた。
すでに西には夏雲が出ている。
背後の毛勝谷から雲が湧き山頂を隠し始めた。天候の変化が速そうだ。

今日の核心部はここからだった。
下るにつれて登山道に顔を出す木の根っこ、これが曲者、滑るので気が抜けない。
半端なく木の根が出てくる。激坂に滑る木の根っこが加わり、帰りも気が抜けない。

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ここから急登再開)


自然に足を置けないので脚に不要な力が入り無理がかかり疲れやすい。
細目に休憩を取りながら降りたが、徐々に天気は悪くなる。

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なかなかの巨木、手前の木が電柱のようでした)

最後の激坂に係るころには雨粒が落ちてきた。
なんとか固定ロープ区間をこなし登山口に下山。
駐車場に戻るとほぼ満車、皆さん、僧ヶ岳に向かわれたようだ。
車のトランクを開けると同時に大粒の雨が落ちてきた。

P6280128
ゲームセット)

ひさしぶりにチャリなしで登山にどっぷりの一日でした。

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